2、特徴
人身事故の事故者総数は、ここ数年減少の傾向にあり、平成八年は二、四四八人で、前年に比べ一〇七人増加したが、過去十年で最低であった昨年に次いで少ないものとなった。
また、これによる死亡・行方不明者は一、三二一人で、過去五年で最低であった昨年を除き、ここ数年横ばいとなっている。海難によらない乗船者の人身事故は、減少傾向のあり過去最低の八四七人であり、これに伴う死亡・行方不明者も過去最低の三一五人であった。
海洋レジャーに伴う海浜事故等は、横ばい状態であるが、サーフィン中が八一人で、統計をとり始めた昭和六十一年以降で最高となった。参考…事故事例〔資料−5〕
〔資料−1〕要救助海難、人身事故及びこれらによる死亡・行方不明の推移
